googleフォームは難しくない
googleフォームは、googleが無料提供する、メールフォーム作成プラグイン。
部品が少々わかりづらいところがありますが、制作のコツを覚えれば簡単です。
操作は、PCからが推奨です。
スマートフォンからもできなくはないですが、操作しにくいと思います
googleスプレッドシートみたいな、スマートフォン用アプリはありません。
下準備① フォームの内容を考える
予め、「何のフォームが必要か」「お客様に入力して貰いたい内容」を考えておきます
例えば
対面鑑定のお申し込みなら
お名前、メールアドレス、携帯番号、ご希望のメニュー、希望日時、お支払い方法、メッセージ欄
鑑定後のアンケートなら
お名前、メールアドレス、受けた鑑定の内容、感想、評価
こんな感じで書いておきます。
実は、コレは、はじめての方が挫折しないコツのその①
慣れてきた方はココは必要ないです。
下準備② フォームを受信するgmailアドレス
google chromeを開き、右上の自分のアイコンをクリックし、
フォームを受信するアドレスになっているか確認してください。
なっていない場合はフォームを受信するアドレスにログインします。
googleフォームは、ログインしたアカウントの
google driveの中に作成されます。
ここをきちんとやらないと、作った後で「このアドレスじゃなかった!」と言っても直せないので
気をつけましょう
gmailじゃないアドレスで受信したい場合は・・・また改めて説明します
googleフォームはどこにあるの?
PCから
・google chromeでgoogleを開き、右上の自分のアイコンの左にある9個ドットのあるボタンを押し、下にスクロールすると出てきます。(画像参照)
・googeフォームと検索して、2番目「Googleフォーム ログイン」をクリック
どちらからでもOK


スマートフォンから
①google chromeから
googeフォームと検索します
②検索した後の画面で右上のドット3つのボタンを押し、「PC版サイト」にチェックを入れます。
③検索結果2つめ2番目「Googleフォーム ログイン」をタップ


この画面が開きます
新規のgoogleフォーム もしくは formsトップページが開きます。
formsトップページが開いた場合は、左上のカラフルな十字ボタン「新しいフォームを作成」を開くと、新規のgoogleフォーム作成画面が開きます


タイトルと説明を入力します
フォームの上部「無題のフォーム」にタイトルと、その下にフォームの説明を入力します。
こちらはあとでもいいです。
作る前に理解しておこう
フォームに入力する部品について、予め理解しておきましょう。
ここは、はじめての方が挫折しないコツその②です。
①から⑫までのパーツがあります。
これの使い分けを理解しないと、どうしていいかわからなくなっちゃいます。
ここを1つずつ説明していきますよ

部品① 記述式(短文)
1行に文字を入力するスペースです。無題の質問のところに、何を入力してもらうのかを書きます。
主な用途
- 名前(右下の必須をオンに!)
- メールアドレス(右下の必須をオンに!)
- 電話番号
- SNSアカウント
- ブログやホームページのURL
- キャッチコピー
- 紹介者名
など…

部品② 段落
複数行記入してもらうスペースです。無題の質問のところに、何を入力してもらうのかを書きます。
主な用途
- 出展内容(メニュー)
- 住所
- SNSアカウント(複数まとめて書く場合)
- 感想
- メッセージ
- 連絡事項、備考

など
部品③ ラジオボタン、部品⑨ 選択式(グリッド)
用意した選択肢から1つだけ選んでもらうときに使用します。
部品③と部品⑨の違いは、レイアウトです。部品③は縦にならび、部品⑨は縦2列にならびます。
部品③は選択肢の文字が多いときに、部品⑨は選択肢自体が多いときにおすすめです。
無題の質問のところに、何を入力してもらうのかを書き、下のラジオボタンの横の選択肢1、選択肢2…に選択肢となる文字を入れていきます。
主な用途
- メニュー
- 商品
- 予約希望日時
- お支払い方法
- どこで知ったか
- 感想評価(良かった、悪かった等)
など
複数選択させたいときは、下で説明する部品④か⑩を使いましょう。


部品④ チェックボタン、部品⑩ チェックボックス(グリッド)
用意した選択肢から複数選んでもらうときに使用します。
部品④と部品⑩の違いは、レイアウトです。
部品④は縦にならび、部品⑩は縦2列にならびます。部品④は選択肢の文字が多いときに、部品⑩は選択肢自体が多いときにおすすめです。
無題の質問のところに、何を入力してもらうのかを書き、下のチェックボタンの横の選択肢1…に選択肢となる文字を入れていきます。
主な用途
- メニュー
- 商品
- どこで知ったか
- 予約希望日時
など
複数選択可能ではあるけれど1つだけ選択でも使用できます。


部品⑤ プルダウン
用意した選択肢から1つだけ選んでもらうときに使用します。
ボックスの右端にある▼を押すと全ての選択肢が見られます.選択肢が多いときにおすすめです。
質問のところに、何を入力してもらうのかを書きます
主な用途
- 都道府県
- お支払い方法
など

部品⑥ ファイルのアップロード
お客様の手元のデータをアップロードをしてもらう必要があるときに使用します。
画像⑥-2のままだと、何のファイル形式も受け付けてしまうので、
「特定のファイル形式の許可」をオンにして、
⑥-3のように、画像やPDFなど、送信してもらうファイルに合わせてチェックを入れておきます。
質問のところに、何をUPしてもらうのかを書きます



主な用途
- 出展画像のアップ
- プロフィール画像のアップ
- セッション前の事前アンケート回答ファイル
など
部品⑦ 均等目盛
5段階あったら何番目ですか?_的な質問をしたいときに利用します。1段階から10段階までできます。
無題の質問のところに、質問内容を書きます。
主な用途
- オススメのレベル
- 体調善し悪し
- 気持ちの度合い
など

部品⑧ 評価
「自分に対する評価」をお尋ねしたいときにぴったりですが5段階あったら何番目ですか?_的な質問をしたいときも利用可能。
3段階から10段階までできます。
無題の質問のところに、質問内容を書きます。
部品⑦との違いは3段階からという部分。
回答者は星のクリックで回答します。
主な用途
- 取引の評価
- オススメのレベル
- 体調善し悪し
- 気持ちの度合い
など

⑪ 日付
後日記載
⑫ 時刻
後日記載
それでは実際に作ってみましょう
新規のgoogleフォームを開いた画面では
部品③のラジオボタンが出ている状態です。
上部の「無題のフォーム」と説明の部分しか出ていない方もおられるかもしれません。
ラジオボタンが出ている場合はそのプルダウンボックスの右にある▼をクリック(画像内の青い丸の部分)
出ていない場合は右端にある+ボタン(画像内の赤い丸の部分)を押しますと、この画像のようなラジオボタンの画面になります。

ここから1つ1つ部品を設定していくわけです
最初に例としてあげたものは実際どうするか見てみましょう。
対面鑑定のお申し込みなら
お名前、メールアドレス、携帯番号、ご希望のメニュー、希望日時、お支払い方法、メッセージ欄
タイトル:対面鑑定のお申し込み
お名前→記述式(短文)必須
メールアドレス→記述式(短文)必須
携帯番号→記述式(短文)
ご希望のメニュー→ラジオボタンかチェックボックス 必須
希望日時→ラジオボタンかチェックボックス 必須
お支払い方法→ラジオボタンかプルダウン 必須
メッセージ欄→段落
鑑定後のアンケートなら
お名前、メールアドレス、受けた鑑定の内容、感想、評価
お名前→記述式(短文)必須
メールアドレス→記述式(短文)必須
受けた鑑定の内容→ラジオボタンかチェックボックス もしくは記述式(短文)か段落 必須
感想→段落 必須
評価→評価 必須
最初に考えた、自分のフォームに必要な内容
1つ1つの項目がどの部品を使うのか、しっかり見極めて作成してみてください
最後の項目ができたら
右上の「公開」ボタンを押します
そのあと「フォームの公開」という画面が出ますので、右下の「公開」を押します


右上にある、クリップのようなアイコンを押すと、
このフォームのURLが取得できます。
「URLを短縮」にチェックを入れると、URLを短くできます。

フォームが保存されている場所
google driveの中に保存されています
PCの場合は
google chromeでgoogleを開き、右上の自分のアイコンの左にある9個ドットのあるボタンを押し、ドライブのアイコンから。
スマートフォンの場合は、google driveアプリから。
フォームに入力したタイトルがファイル名になっています。
再編集が必要な場合はそちらへアクセスします
ちなみにデータは自動保存されています!

いかがでしたでしょうか
初心者さん向けに、初歩的な使用方法を書いてみました。
踏み込んだ説明は省きましたが、また後日改めて書きたいと思います。